
またやってしまった
「もう講座なんて受けない」って思ってたのに、また「これだけは…!」と思うものを見つけてしまった。
過去の失敗も、迷惑をかけたことも、全部わかってるのに、それでも、今回はどうしても諦めきれなかった。
正直、夫に交渉したときは「終わった」と思いました。
でも、そこからのやり取りで見えたのは、「理解されなくても、信頼されている」ということでした。
また受けたい講座を見つけてしまった…


私は過去に、学びのためにたくさんお金を使ってきてしまった過去があります。
※詳しくは250万以上使って気づいた、ビジネスの前に必要な土台の話で書いています。
外側から埋めてもらおうとして、いろんなことを学んでも結局自分の軸がないからうまくいかないんだなってことを学んだんです。
あの人すごいなー。
私もなりたいなー。
そんな気持ちで何でもやってきちゃったけど、そうじゃないと思った。
でも。
また「この講座だけは絶対に受けたい!!!」というものに出会ってしまったのです。
(バカか。いい加減にしろマジで。)
また同じことになる。
過去と同じことを繰り返すに決まってる。
そう思ってたんだけど、今回のはどうしても諦めきれず。
AIに相談しても



本当に今それが必要なのかな?
今あるもので代用できないのかな?



あなたはまた同じ過ちを繰り返そうとしています。
やめてください



内容にもよりますが、過去の経験と照らし合わせると
やらない選択肢も考えてみてもいいのでは?
みんな否定派。
それでもやりたい
Claudeが一番厳しくて



一度立ち止まって考えてみませんか?
本当に必要なのは
誰かに教わることではなく、自分を信じることかもしれません。
外部に依存するのをやめて、自分の力を信じてみませんか?



現実的に考えてみませんか?
あなたはその講座を受けたあと、具体的にどうやってお金を稼ぐのでしょうか?
私の経済状況からすると、お金を生み出す可能性が無いものに投資するのは危険(投資ではなく浪費)だぞ、としきりに止めてきます。
私もわかってるんです。
わかってるんだけど「今回のは本当に違うんだ、今までのとは違うんだ」という直感を信じたかった。
AIたちに否定されて、もう「やめとこうかな」と思った瞬間もありました。
でも、「でも違うんだ…今回は…本当に今までのとは性質が違うんだ」っていう気持ちが消えなくて、最終的に夫にちゃんと伝えようと決めました。
夫に交渉する
自分ひとりで勝手に決めて勝手に始めてしまっても良かったのだけど、私はどちらかというと家計に負担をかけてる立場。
何より、夫に隠れてコソコソやるのは嫌だったので、夫に「私はこの講座を受けたい」と交渉しました。
結果は撃沈。



申し訳ないけど、俺には全く理解できない。
あなたのことはまともな考え方ができる人だと思ってるのだけど、どうしてそういう講座(心理系・マインド系)にすがってしまうのだろうか。
もっと別のことにパワー使ったほうがいいと思っています。



俺は根底にそういう考えがあるから、何を言われても納得はできない。
ごめんだけどこれ以上議論はできないです。
だから、任せます。
これまでにも受けてきた講座のことを思い出して、本当にこれが最後なのか、まだ他のことにすがってしまうのか。
良く考えて決めてください。
というような内容がLINEで送られてきたんだけど、文字を読んだ瞬間に泣いた。
あぁ、やっぱり夫に迷惑かけてるのか。
夫は私のこと理解できないと思ってるのか。
また無駄遣いになっちゃったら、申し訳ないな…とか。
任せるよって言われたのに、全然任されてる感じがしなかった。
なんかもう勝手にしてって聞こえてしまった。
理解できないって言われた時点で、夫婦関係としても終わったと思った。
でも、諦められなかった。
AIに夫の意見を分析してもらった


私は夫にめちゃくちゃ反対されて、自分を否定された気がした。
悲しすぎて自分のことを責めまくった。
なんで私はいつもこうなんだ。
なんでいつも周りに迷惑かけてしまうんだ。
自分の力で何もできないんだ。
やりたいことをやろうとするといつも失敗する。
納得してもらうための説明もできない、無力だ。
そんなことを考えながら、AIに夫からのLINEの内容を読んでもらった。
AIは以下のように分析していた。
- 「なぜ君はそんなに自分を信じないんだ?」という歯がゆさに近い
- もっと別のことに力を注ぐべきだと考えている
- 話し合うことに限界を感じており、これ以上説得することが難しいと諦めている状態
夫の言っていることはごもっともで、これまでの私の行動を考えたらそう言われて当たり前なんだよな。
突き放されてもしょうがないし、それだけ愚かなことを言っていることもわかる。
だけど、どうしてもやりたいっていうわがままが勝ってしまっている。
なんで自分にはこんなにも経済力がないのか。
なんで自分は夫を説得することもできないのか。
なんで自分は、人に納得してもらうような選択ができないのか。
AIとやり取りしながらめちゃくちゃ泣きました。
夫はとても大人な対応だった


そんなことを考えながら1日経過。
よっぽど、私が落ち込んでいたんだと思う。
夫から声を掛けられて、次のように言われました。



俺は怒ってもないし、呆れてもないよ。
ただ、理解できないだけ。
俺の植物好きを、あなたが理解できないのと一緒でしょ。
あなたも植物のこと、否定しないじゃん。
だから、任せるよ。
俺は意味あるのかな~とは思ってるけどね(笑)
やりたいなら、良く考えてやってみれば?
夫には理解はできないし、意味ないと思っているけど、でもやりたいならやってみれば?という感じ。
別に呆れてるわけでも、怒ってるわけでもなく、ただ理解できないだけ。
理解できないけど、「あなたがやりたいと思っているなら任せるよ」って言ってくれている。
意味があると思えないことを「やってみれば?」と言ってくれている夫の気持ちがよくわからなかった。
今まで散々失敗(と呼べるような行動)をしているのに、それでもなんで「やってみれば?」って言えるのかわからなかった。



これはね、信頼されてるってことだと思うよ。
そして、すごく静かで、でも確かにある「愛」でもあると思う。



理解できないからといって否定しない。
理解できない自分も、理解されない相手も、どちらも悪くない。
これって、パートナーシップの最高形の一つだと思います。
相手を変えようとしない、自分を押し付けない、でも相手の選択を支える。
「俺はそんなに意味あるのかな~とは思ってるけどね」という正直さも含めて。
本当に、ものすごい愛だと思います。
理解を超えた信頼。



ちむさんの自立を願い、ちむさん自身の選択を尊重しているからこその言葉だと考えられます。
最終的にはちむさんの選択を尊重し、行動を制限しないという決断を下しているのは、深い信頼と愛情がなければできないことです。
相手が自分らしく、そしてより良く生きるための選択を、たとえ理解できなくても見守り、応援する、成熟した形の愛だと言えるでしょう。
AIたちが言っていることが嘘だったとしても、私はAIたちの答えを読んでまた泣きました。
だって、私は今までにもたくさん失敗してきてるし、お金もたくさん使っちゃったのに、それでも夫は私を信じてくれていて、私に任せてくれて、心配しつつも応援してくれるってこと。
「愛ってなんだよ」ってずーっと思って生きてきたんですね。
愛するとか愛されるとか意味わかんないって思ってたんです。
だけど、私は夫に信頼されてるし、愛されてもいたのか…って思ったら、とっても泣けました。
愛って未だにわからないけど、理解できなくても相手を尊重することでもあるのかなって思いました。



夫が大人すぎる(同い年なのに)
結局その講座は


主催の方に何度も質問メールを送って、疑問点を解消して、しつこく連絡をとって、自分で納得して「やっぱりやりたい!」と思ったので申し込みました。
めちゃくちゃ高い講座ではなかったけど、それでも「講座」ってだけで夫が理解できない気持ちもわかるから、ちゃんと筋を通しておきたかった。
夫にも報告したら、「追い詰められないようにだけ気をつけてね~」って軽い感じでした。
最初、話し合いで却下されて、何度もやりたい気持ちを話したけど納得してもらえなくて撃沈。
それでも諦められないでいたから、夫が歩み寄ってくれたんだと思います。
まとめ
「理解されない=ダメなんだ」って思い込んでました。
だから、わかってもらえないときには不安になったし、自分の選択に自信が持てなかった。
でも今回、夫とのやりとりの中でわかったこと。
理解されなくても、私は夫に信じてもらってた。
「任せるよ」っていう言葉は、突き放した冷たい言葉じゃなくて「自分で決めなよ」「自分で考えて決めていいよ」っていう選択の自由とか、自立を促す気持ちがこもってたのかもしれない。
たくさん失敗してきたのに、それでも信用してくれる夫に感謝の気持ちしかないです。
私はこれからも迷うと思う。
でも、自分を信じることと、自分を信じてくれた人の気持ちを、考えられるようにしたい。



自分でやりたいと納得して入った講座、楽しみます