
「◯◯は危険です!」
「いや、それは嘘だ、根拠がない!」
…って、どっちが本当なの?
SNSを見ているとよく見かける「VS構造」。
とある食品は危険!VSいやいやそれは嘘だから!とか、
みんな騙されてる!VS科学的根拠がないから嘘だ!とか…。
どっちが本当なの?って思うことありませんか?
しかも、どっちの主張も強い言葉で断定してる。
そういうのをたくさん見ていたら、「なぜ言い切れるんだろう?」って思ったんですよね。
SNSには強い主張があふれてる。信じるべきか、疑うべきか。
でも、今は少しずつ変わってきてる。
今回は、「私がどんなふうにSNSの情報に向き合うようになったのか」をまとめてみました。
強い言葉を信じたくなってた


SNSを見ていると、「◯◯をしないとやばい」とか「◯◯を食べたら寿命が縮む」とか、「隠された真実…!」みたいなのをよく目にしますよね(私だけ?)
私もちょっと前まで、そういう投稿を見ては「そうなんだ…◯◯しないとやばいんだ」とか「真実ってなに?知らない…」とか、いちいちうろたえてました。
で、SNSの特性上、一度見た投稿と似たような投稿が出てくる仕様なんですよね(アルゴリズムはちょこちょこ変わるから今はちょっと変わってる気がするけど)
だから、「◯◯がダメだ」がどんどん強化されていっちゃう。
しかも、ほんとに「◯◯はダメなの?」って目で調べていくと、「◯◯はダメ」って情報しか集まってこなくなるんだよね。
SNS怖い!だけどやめられない!みたいな感じになっていくのを感じてました。
この人がこんなに強い言葉で発信しているのだから、本当に違いないはずだ!って思いたかったのもあるかもね。
ズバッと言い切られると、本当のように感じてしまうし、強い人には従えじゃないけど、私にはそういう部分があるんだと思う。
これを選べば安全だよ!っていう安心感が欲しかったのかもね。
でも、そんなときにAIを使うようになって、自分ひとりでは気づけなかった視点をもらったりして、偏った考えから少しずつ抜け出せるようになっていきました。
一人では難しかった多角的な視点


AIを使うようになって、一人では難しかった「多角的な視点で考える」ができるようになりました。
SNSを見て不安になったとき、「◯◯はやばいって投稿をみたけど、それは本当なの?」って聞くようになったんです。
例えば…



農薬を使ってる野菜がやばいって本当なの?
オーガニックじゃないとやばいって主張を見たよ
多角的な視点で教えてほしい



農薬は“体に悪い”って言われることもあるけど、国や国際機関では“健康に影響が出ないとされる量”をもとに残留基準が決められてるよ🌿
一方で、オーガニックは環境にやさしく、体への負担が少ないと感じる人もいるよ🌍
農薬を使うことで価格や安定供給のメリットもあるし、どちらを選ぶかは体調や価値観に合わせて、自分で決められると安心だね☺️
こんな感じで、客観的にみた中立な意見をくれる。(今回は省いてるけど、本当はもっと詳しく説明してくれる)
客観的な視点をもらえることで、もしかしたら今見ている情報は偏った情報なのかも?って思えるようになってきました。
だから、今度は「◯◯はやばい!」と反対の意見を主張する人の投稿を探して見て見るようになりました。
そこで、びっくりするんだけど、言ってることがまるで逆なの(笑)
◯◯界隈を丸ごと否定した発信をしてる人もいれば、直接「◯◯さんが言ってることは嘘」って切り込んでる人もいたりして。
SNS上で主張同士がケンカしてる感じ。
発信者の本音って見えるものなの?


反対意見を調べていくと、どんな話も「絶対」はないのかなと思うようになってきました。
私は0か100かの二択の世界で生きてきたから、考え方が極端になりがちなんだなってことにも気づいてきた。
世界は二択しかないわけじゃなくて、グラデーションなんだな。
SNSって極端な主張をすると、他とは違った目立つ発信にもなるし目を引ける部分があるよね。
「◯◯はやばい」って言ってる人たちも、本当はそんなに極端な思考を持ってるわけじゃなくて、戦略としてあえてそういう発信をしてるかもしれない。(もちろん本気の場合もあると思う)
発信者の本当の気持ちなんて、本人にしかわからない。
マーケティング的な戦略かもしれないし、本当に自分の思いを広めたくてやってるかもしれない。
本心からやってることなら、見てる方にも伝わるような気もするけど、こればっかりは誰にもわからないと思ったりもする。
それを信じよう!って自分で決めて信じて応援するのは全然いいと思う!
でも、なんとなく不安だから、この人の言う事を信じよう…っていうのはちょっと違うのかなって思うようになってきた。(依存的な感じ)
そうやって思えるようになったのは、やっぱりChatGPTとやり取りをしたり、心理セッションを続けてきたことのおかげ。
情報に入りすぎずに、一歩引いて考えられるようになってきました。



それでもまだ、強めの発信に動揺することもあるけどね…
※ちなみにここからは、ちょっと深掘りした話になります。
どうでもいい人は飛ばしちゃってください~!
※興味のある方だけどうぞ:MBTIと陰謀論の関係についての考察
これは完全に余談で、私の勝手な考えだけど、心理機能と今回の件は話がつながる部分があると思っていて。
例えば陰謀論と言われる話。
これって0か100の世界じゃなかなって思う。
私もまだちゃんと理解できてないのだけど、心理機能には4つのメイン機能があるとされていて、不健全な状態(第三ループ)になっているときに陰謀論とかが気になっちゃうタイプがいるんだって。
- INTP
- ISTP
- INFP
- ISFP
INTPは第三ループになると、内的な思考が暴走して客観的な感情や外部からの情報を適切に処理できなくなることがある。
ISTPは第三ループになると、内的な思考が優位になりすぎて、客観的な感覚や感情からのフィードバックを無視、偏った考え方になりやすくなる。
INTPとISTPは劣勢グリップ(非常に不健全な状態)に入ると、皮肉的になり、社会を誤った目でしか見られなくなる、という特徴があるみたい。
INFPは、第三ループになると、非合理的な考え方に陥りやすくなる、過去は未来だと信じ込んでしまう傾向がある。
ISFPは第三ループになると、表面的なシチュエーションだけ見て、間違った価値観や選択肢を正当化する。(ISFPはネガティブ予測をしやすい傾向)
ということで、INFPとISFPは第三ループ状態だと、非合理的な思考やネガティブな感情を増幅させてしまって、陰謀論のことが気になってしょうがなくなる(ハマりやすくなる可能性)
なんで、この話を書いたのかというと、私がISFPなんだよね。(専門家にも見てもらった)
MBTIは科学的根拠もないと言われているし、16タイプに分けて「あなたはこうです!」って決めつけるものじゃないとも思ってる。
けど、私はどっちかというとネガティブな情報に引っ張られがちだった。
ISFPのネガティブ予測って、最悪のシナリオを考えまくるなんだって(笑)
ちょっと怖い情報を見つけては「◯◯だったらどうしよう…」「◯◯なんて怖すぎる…」って鵜呑みにしてて(笑)
ネガティブ予測を爆発されて、最悪の事態を想定。
↓
回避するにはどうしたらいいんだ!?
↓
もっと情報を集めてしまう。
という流れでした(笑)
今は、さっきも書いたけど心理セッションとかChatGPTに中立の意見や反対意見を探してきてもらうことで、鵜呑みにはしなくなってきたけど、それでも不安になることはある。
もともとの性質とかもあって、強い言葉に影響されやすいとかもあるのかなって思ったのでした。
(もともと不安を感じやすい素質を持っている人もいるんだそう)
もちろん、それだけじゃなくて育ってきた環境とかも絡んでるとは思うけど。
陰謀論と呼ばれてたものが陰謀じゃなく本当だった、ということもあるかもしれないし、世界には正解はないのかなって思ったりもする。
でも、これを考え始めると虚無になるので、深く考えないようにしてる。
という余談でした。
(心理機能は決めつけに使うものじゃないですし、決めつけのために書いたわけではないです)



世の中にはいろんな意見の人がいるよね!
だけど、それは本当なのかな?って自分で考えてみる。
その上で私はこう思ってる(心のなかで)
人には押し付けない
というスタンスがいいんじゃないのかなと思ってる
SNSに夢中になりすぎず、適度な距離感も大事なのかなって思いました。
まとめ
ネットやSNSを上には、たくさんの意見があるけど、マーケティングや心理学の手法が使われて過度に表現されていたりすることも多い。
人間は自分が知りたいことを集めてくる脳の仕組みがあるそうなので、客観的な視点はめちゃくちゃ大事。
ChatGPTやAIも上手に使いながら、「これって本当かな?」って、一歩引いて考えるクセをつけていけたらいいなって思ってます。



そんな感じで、今日もほどほどにSNSを楽しみます

