
「返信早いね」ってよく言われます
私の中では「返信が早い」「すぐ返事する」「とりあえず対応する」といった【反応の早さ】が大事だと思っていました。
即レスできる人は優秀!みたいな話を聞いたこともあった気がして。
「返信早すぎるとプレッシャーに感じる人もいるらしい」
「ゆっくり考えたい人にとっては、すぐ返事が返ってくると焦る」っていう話も聞いた。
「早い」という言葉は褒められてるような気もするけど、実は迷惑も掛けているのではないか?と不安になったりもしてたんです。
その不安、当たってました。
「反応が早い=いいこと」って思ってたけど、それが「ただ返すことが目的」になってると、本当の意味での対話や深い理解ができていないこともあるんだなと。
ビジネスのコンサルでかなりグサッとくる指摘を受けました。(とてもありがたい指摘)
私は返信が早い


私は返信が早めです。
LINEやSNSのDM、メール。
気づいたらすぐ返事します。
とりあえず返事します。(大切なメールとかはすぐには返事しないけど。)
わからないことだったとしても「調べるね!」ってすぐ返事します。
誰かと話しているときも、何かしらの返事を返して会話を成立させます。
自分の中ではちゃんとしっかり考えて、相手に失礼が無いようにとか、相手が何を求めてるのかな?っていうのを考えて答えてる。
これって一瞬いいことみたいに思えるじゃないですか。
でもね、「相手の言葉に反応してるだけで、自分では深く考えられてない」ってことだったんです。
私は人の言葉に「反応」しているだけ


実は、「考えてないで反応してるだけ」っていうのは、同じようなことを別の方から言われたこともある。
私は、コンサルを受ける中で「どんな質問をしてもそれっぽい答えがすぐに返ってくる」と言われました。
それは、パッと見ると良いことのように思えるかもしれないけど「一つのことを深く考えてきれてない」ってことなんだって。
考えてないというか
「考えきれない(疲れすぎて)」
もしくは
「考えたくない(考えるのがめんどくさいから放棄)」
深堀りすると気づきたくないことに気づいてしまうから、考えない(考えきらない)選択をしている。
それを聞いた時に



あぁ…
確かにそうなのかもなぁ
と、思いました。
話が飛ぶのも「反応」だった


その後も、いろいろな話をしていったんですが「ちむさん、また話が飛んでますよ!」と言われて。
私はその時、動画編集の話をしていました。(動画編集が好きかどうかの話)
で、毎日練習はしているけど「好きなんだろうか…」と思った時に、一応毎日ソフトに触るようにしていて
noteに記録も残しているという話をしました。
私の中では動画編集のために練習をしてその作ったものを記録として残しているからnoteの話はしておきたいと思ったんです。
で、そのあとにnoteの話をしていたら、「継続できててすごいじゃないですか」って言ってもらえたので
私の中で「継続していること→ブログ」が思い浮かびました。(多分、褒めてほしかったんだと思う)
だから今度はブログの話をしたんです。
ブログは継続しているけど、でも収益化ができてなくて…って話をしたところで先生から「ストップ!」がかかりました。
動画編集が好きかどうかの話をしていたのに、noteの話になり(まぁnoteは動画編集の記録を残しているということで関連しているからOK)、そこから急にブログが出てきて、収益化の話になった。
note(動画編集の記録)もブログも「自分が続けているもの」という点では私の中で繋がっていて、だから話題が自然にブログに飛んだんです。
動画編集の話を深堀りしないといけなかったのに、私はそれをしなかった。
「反応して」なにか話をしなければと、勝手に身体が動いて口が関係ないことを話し始める。
根底には「動画編集を深堀りしたくない(めんどくさい)」という気持ちがあるか、「これ以上考える元気がない」かのどっちかだと思うって教えてもらいました。
心理的な原因を探そうとした


この「反応してしまう」クセについて、私は理由を探そうとしました。
「自分がありのまま存在していいわけない」という前提があるからじゃないか?とか。
深堀りすると、気づきたくないことに向き合わないといけない、それはとても疲れることだから、無意識に避けているんじゃないかとかも考えた。
でも、この「理由探し」自体も「反応」でした。
先生から「なんでもマインドと紐づけないでください。芋づる式にくっついてくるものは全部反応です!」って言われたんです。
実は、昔、別の方からも同じようなことを言われたことがあったんです。
「自分ができないことを精神論や感情論に結びつけないでください。もっと論理的に考える努力をしてください」ってその時は言われたんですよね。
これって、「反応するなよ」って言われてるのと同じことだったんだと、今回初めて気が付きました。



これまで散々マインドのせいにしようとしてきたのは
考えることを放棄した結果だったのかもしれない
反応してしまう原因は?


先生が教えてくれた中に、もっと根本的な理由がありました。
栄養不足で考える力がない
実は、子供の頃から少食で、それが思考力にも影響してるかもって言われたんです。
栄養が足りなくて、考えるために使える栄養がない。
脳も栄養がないと働かない。
「意思が弱いから」とか「努力が足りないから」じゃなくて、もっと物理的な理由だった。
呼吸が浅くて酸素不足
引きこもりで運動もしてないから、肺活量も落ちてる。
口周りの筋肉も衰えてる。(人と会話もしないかし、食べ物もそんなに食べないし噛まない。)
酸素が足りないと、そもそも深く考えることができないそうだ。
心理分析では変わってなかった


今まで私は、いろんな心理セッションを受けてきました。
「なぜそうなるのか」「どんな思い込みがあるのか」をずっと探してきた。
でも、理由が分かったからといって、行動は変わらなかった。
むしろ、理由探しに時間を使って、実際に変える行動を避けていたのかもしれません。
考えきれない(考えたくないから)逃げるために診断を使ってきたのかも。
「私は〇〇だから仕方ない」という新しい言い訳を手に入れただけで終わってたんだと思う。
でも、心理テストや心理分析自体が悪いわけじゃ無いとも思ってて。
私は今でも心理テストは好きだし、これからも受けたいと思ってます。
問題だったのは、それを「現状を変えない理由」として使っていたことなんだと感じます。
楽しみや自己理解のためなら全然いいと思うし、私も受けると思う。
でも「だから私は変われない」の根拠にするのはやめる。
小さなところから変えてみる
心理的な理由を探すのをやめて、身体の基盤から整えることにしました。
「マインドを治すにはフィジカルからのほうが早かったりします。」
これは、先生に最初に言われたことです。
栄養や運動、呼吸といった身体の基盤を整えることで、考える力も変わってくる。
そうすれば、「反応」ではなく「選択」ができるようになるはず。
小さなことかもしれないけど、まずは土台作りから始めています。



変化が出てきたらまた記事にしたい