ポジティブワードを集めていたはずなのに、知らぬ間に毒を集めていた話

ポジティブな言葉、選び方によって毒になるかもしれない話
ちむ

どうしてネガティブな妄想ばっかり得意で
ポジティブな妄想はできないんだろう

「また失敗するかもしれない」
「嫌われるかも」
「体調崩すかも」

そんなふうに、悪い方向の想像ならいくらでも出てくるのに、「いいことが起きたらいいのにな」という妄想は、なぜかすぐに「いや、そんなことないよね」って否定しちゃう。

そんな自分を「ネガティブな性格だから仕方ない」と思い込んでいたけど、最近ビジネスコンサルの先生にこんなことを言われた。

ポジティブな言葉のストックが、ちむさんには少なすぎるかもね

そこから「ポジティブな言葉を集める活動」が始まった。

でも3日後、先生からまさかのひと言が飛んできた。

ちむさんが今集めている言葉は、毒になる言葉が多いです

ちむ

え?
毒ってどういうこと?

良かれと思って使っている言葉が、もしかしたら自分をイジメているかもしれないと、気づいた話です。

もくじ

大前提:ポジティブ=良い、ネガティブ=悪いではない

普段生活していてなんとなく

  • ポジティブ=良い(正しい)
  • ネガティブ=悪い(間違ってる)

と感じていました。

だから「私はネガティブだから」っていう言葉は、悪い意味で使っていたし、「ネガティブに考えちゃう」「ネガティブに支配される」みたいな言葉を使っては

ちむ

あ~、私ってなんてネガティブな性格なんだろう…!
もっとポジティブにならなくちゃいけないのに!

って思っていたわけです。

でも、今お世話になっているビジネスコンサルの先生は

「そもそも世の中にいい出来事も悪い出来事も存在しない」
「ポジティブ=良い、ネガティブ=悪いではない」

と教えてくれました。

本来、ポジティブとネガティブは「ある(陽性)⇔ない(陰性)」という、裏表の関係を表すだけの言葉なんだそう。

例えば、インフルの検査をした時に

  • インフルが陽性(ある状態)=ポジティブ
  • インフルが陰性(ない状態)=ネガティブ

と、表現されますが、「インフル陽性だ!やったー!」とはならないよね?笑

むしろ「陰性(ネガティブ)で良かった!」となると思います。

このように、言葉そのものに良い・悪いの意味はないんだそうです。

ポジティブワード貯金箱を作る

ポジティブワード貯金箱

その前提を持ったうえで、「ちむさんは、ネガティブワード(自分を悪いと思う言葉)はめっちゃストックがあるけど、ポジティブワードのストックが少ない!」と教えてもらいました。

そこで、「ポジティブな言葉を集めるノート(題して「ポジティブワード貯金箱」)」の課題が出されました。

自分に優しい言葉を意識的に集めることで、無意識の自己否定に気づいたり、ネガティブ回路よりも「前向きに考える回路」を太くすることが目的です。

すぐネガティブは悪いって考えちゃう癖を、「別の考え方もあるよね?」って瞬時に思い出せるようになるための練習みたいな感じ。(しかし、効果を感じるまでに最低でも3ヶ月以上かかるそうです。)

  • 「ありがとう」を口に出しながらノートの上3分の1に書く
  • ノートの下3分の2には「いいなと思った言葉」を書く
  • 書いたノートは毎日、先生にLINEで提出

集める言葉は

  • 自分の心に刺さった言葉
  • 感動した言葉
  • 楽しい言葉
  • ワクワクする言葉
  • 自分をふるい立たせる言葉
  • 優しく包みこんでくれる言葉

などなどです。

ちむ

ネガティブワードのストックばっかりで、ポジティブなストックが足りないという視点は全くなかった!

ポジティブワードを集めてるつもりが毒を集めていた

ポジティブワード貯金箱

ポジティブワード貯金箱(ポジティブな言葉を集める)をし始めてから3日目。

先生から指摘が入りました。

「ちむさんが今集めている言葉は、毒になりえる言葉のほうが多いです
「無意識に自分をいじめるような言葉を集めてます」

ちむ

なんで!?
いいと思った言葉を集めただけなのに!

その時、私が集めていた言葉は…

  • 今幸せじゃないとおかしい
  • 不幸に慣れたらだめだぞ
  • 悪口を言ったらそれを自分であとから刈り取らなければいけない

一例ですが、こんなような言葉をたくさんノートに書いてました。

結構励まされるような気がして、こういう言葉を選んでたのですが、先生によるとこういう言葉は

ポジティブの皮を被ったバイオレンス(暴力)

なんだそうです。

一見ポジティブに見える言葉でも
裏に「〜しなきゃいけない」「〜であるべき」が隠れていると
それはいつの間にか「自分を責める道具」になってしまうとのこと

「今幸せじゃないとおかしい」→私って、今幸せじゃないから不幸なんだ…。
「不幸に慣れたらだめ」→不幸に慣れてる私って、だめなのかもしれない…。
「悪口を言ったら…」→私もたまに悪口を言ってるからあとからツケが来るのかな…。

こんな感じで、励ましてもらってるはずなのに、 気づいたら自分で自分を責めちゃってる状況が生まれてしまうんだって。

自分の中の「良くないと感じている部分」を、繰り返しイジメ倒しているのと同じ状態なんだそうだ。

※もちろん、「強めの言葉が効くとき」もあるんだって。
弱気な自分にちょっと喝を入れたいときとか、一時的に「よし、やるぞ!」って気合いを入れる感じで使うなら問題ない。

でも、それを毎日のように使い続けていると、知らないうちに心にダメージがじわじわ溜まっていくこともあるそうで。

だから、使い方とタイミングには注意、という話でした。

ちむ

私の場合は、知らぬ間にじわじわ自分イジメしてた…

余談:SNSにはポジティブを被った毒が溢れてる

その話を聞いて、私は「SNSの言葉の中には「ポジティブの皮をかぶった暴力(バイオレンス)」がすごく溢れてると感じました。

発信者が「よくない(悪い)と思う価値観」が反映されてる言葉も混じってるから、同じ発信者の言葉でも「毒」が混じってる可能性がありそうだと思ったんです。

それについても、ビジネスコンサルの先生は説明をしてくれて。

発信者が「よくないと思う価値観」を仮想敵として設定し、それを否定する形で言葉を投げることがあります。

例えば、「〇〇な人とは距離を置こう」とか「こう考えるのは甘えだよね」とか。

それが、誰かにとっては正義かもしれないけど、自分にとっては強すぎる刺激になることもある。

「正義」の反対は「悪」じゃなくて「別の正義」なんだ。

と、先生は言ってました。

だから、特にSNSの言葉を鵜呑みにせず、「この言葉は、今の自分にとってどうか?」を見極める目を持つことが大事なんだなって思いました。

よくない自分なんていない

大前提として「世の中の出来事にいいも悪いもない」というのがあるのだから、「良くない自分」なんていないわけです。

「良くないと思ってる自分」はいるけど、「良くない自分はいない」。

つまり、ネガティブだと思っている自分も、ポジティブだと思っている自分も、 どちらも「私」なんだよ、ということ。

私は自分のことを「だめなやつだ」と思っているけど、それを外に見せないようにしてきました。

だめな人間をやめたくて、必死だった。

ネガティブな感情を無理になくそうとすると、 喜びや楽しさも一緒に小さくなっちゃうって教えてもらいました。

感情って連動してるから、一部だけ消すことはできないんだそう。

それを続けていくと、最終的に感情を感じられなくなり「私がやりたいことってなんだっけ…」って感じで

迷宮入りが始まっていくと教えてもらいました。

ポジティブとネガティブは光と影のようなもの
光がなければ影はないし影がなければ光もない

ネガティブな私も、ポジティブな私も「私」。

ちむ

ネガティブはだめだ!って決めつけて
自分で自分をいじめてたなんて気づいてなかった

なので、そこからは「自分を攻撃するニュアンスのない言葉、優しい言葉」を選別して選んでいくようになりました。

  • 今日も生きてる
  • 完璧じゃなくていいじゃん
  • そういう日もあるよね
  • 笑ってると本当に楽しくなってくる

↑みたいな言葉を、心がけて選ぶように変わっていきました。

ポジティブワード貯金箱を作って気づいたこと

ポジティブワード貯金箱
ノートはロルバーンのスコラ(リングじゃないやつ)

最初はね、「言葉を集める」って難しいと思ってたんですよね。

自分に刺さる言葉がどこにあるのかもわからなかったし。

実際、自分に毒になるような言葉を集めちゃってたしね(笑)

でも「言葉を集めよう」って決めると、不思議と無意識的に探すようになってました。

SNSだったり、ネットで検索したり、Pinterestで探してみたり、自分が持ってる本を読み返してみたり、図書館の本を借りてみたり。

ネットで探すと、誰の言葉なのかわからないものもたくさんあるけど、でも「自分が良いな」と思ったらそれは私にとっては刺さる言葉。

【自分に刺さる言葉は、日常のあらゆる場所に転がってた】のに、私がそれに気がついていなかっただけ。

ってことに気が付きました。

それに、「探そう」と思うと言葉を探すために何をしたらいいんだろう?って考えるようになりました。

  • 私に刺さる言葉はどこにあるんだろう?
  • どんな言葉が私には前向きに感じるんだろう?
  • どんな言葉に励まされるんだろう?
  • 私はどんな言葉が好きなんだ?

こんなこと今まで考えたこともなかったです。

名言アカウントの中には、しれっと「私にとって毒になり得る言葉」「ポジティブの皮を被った暴力な言葉」が混じっていることもあるので、一旦ノートに書き留めたあと、選別してから選ぶようになりました。

そうすると「この言葉良いと思ったけど、多分この言葉を発した人の価値観(ねばならぬ)が強く出過ぎちゃってるな」とか、「ちょっと攻撃的だな」というのが見えるようになってきました。

あと、一番変わったのは「もうだめだぁ~」って思ったときに、「あ、でもあの時ノートに◯◯って言葉を書いたな…」って思い出せるようになってきたこと。

まだポジティブ貯金箱を初めて1ヶ月くらいですが、すこーしずつ効果が出ているのかもしれません。

コンサルの先生は何度も言ってくれますが「どういう感情でいたいのか、自分で選択できる」んです。

そのことをちょっとずつ感じ始めている今日このごろでした。

ちむ

ロルバーンの小さめノートからスタートしたけど
そのノートが終わったら、もう少し大きめのノートで
チャレンジする予定

これからも私にとって良い言葉を集めていく

まだ1ヶ月ほどですが、ポジティブワード貯金箱はこれから先もコツコツ続けていきたいなと思っています。

課題として終わっても、手帳とかに1日1つ書いたりしていきたい。

だんだん似たような言葉を選んでいる自分にも気づいてきているので、ジャンルを変えたり、漫画や歌の歌詞から取ってきたり、いろいろな角度から探していこうかなと思ってます。

今まで図書館ってあまり使わなかったんだけど、今では本当にありがたい存在です(笑)

まだ、私は家の外に出ていくのが怖いから夫に借りてきてもらってるけど、そうやって協力してくれる夫や家族がいてくれることにも感謝。

この先も「今の私にとって、ちょうどいい言葉」を集めていこう~!

ちむ

私の世界は私が作る
私の世界は私の解釈で決まってる
これが少しずつですがしっくり来るようになってきたよ

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