
認知特性テストを受けてみた
この記事を読んでくれているということは、きっと「認知特性テスト 受けてみた」とかのキーワードで検索して、辿り着いてくれていますね?(違ったらごめんなさい)
なので、認知特性テストについてはあんまり詳しい説明はしません。(でも、よく知らない人のために、あとでリンクを貼っておきます)
諸事情があり、私は認知特性テストを合計3回受けました。
今回は私が認知特性テストを受けてみた感想と、その結果をAIに分析してもらった結果についてまとめています。
認知特性ってなんだ?


簡単に説明だけすると
人にはそれぞれ、「どんなふうに情報を受け取って」「どうやって理解し、覚えるか」という脳のクセがあるそうです。
この情報の「受け取り方」や「処理の仕方」の違いを「認知特性」と呼びます。
- 音で覚えるのが得意な人(聴覚優位・サウンドタイプ/ラジオタイプ)
- 図やイメージで理解しやすい人(視覚優位・カメラタイプ/3Dタイプ)
- 言葉で覚えるのが得意な人(言語優位・ファンタジータイプ/辞書タイプ)
一つの特性が強い人もいれば、バランスよく備わっている人もいるとのこと。
自分がどのタイプかを知っていると、勉強や仕事をするときに能力を発揮しやすくなるかも…!
それぞれのタイプの詳しい説明は本田式認知特性研究所のページを読んでみてください。
認知特性テストは無料と有料がある
無料診断は「本田式認知特性研究所」から公式LINEに登録することで受けることができます。
無料診断では、自分が最も多く持っている認知特性を1つだけ見ることができる感じ。
私は診断好き+自分の認知特性を知りたかった、ということもあり本田式認知特性研究所の有料診断も受けました。
有料診断は、音を使ったテストや図を使ったテストがあり、無料のよりも「テストを受けてる」感があり、とっても楽しかったです!
例えるなら、音声で指令を受け取りながら進んでいく体験型アトラクションみたいなイメージ。
ここまでワクワクして受けられる診断は初めてだったかも。(私が受けたときは1回1430円でした)
認知特性テストの結果(1回目)
私の認知特性の結果は以下のとおりになりました。


サウンドタイプが一番強いけど、突出しているわけでもなく、他の特性もほとんど同じような感じ。
バランス型とのこと。
認知特性の他に、認知機能(脳の機能)についての指標も出ていました。


計算がとーーーーっても苦手なので、この結果は何も驚きません(笑)
でも、一つだけ心残りがあったんです。
それは「テスト中に何度も子どもに話しかけられた」ということ。
テストを受けるにあたって、夫に子どもを託し1人になれる環境を作ったのにも関わらず、子どもは私のところにやってきてめちゃくちゃ話しかけてくるの。
問題は音声で流れてきたりするし、動画を見たりとか、集中してないといけないのに、子どもが「こっち見てー!」と呼ぶものだから気がそれてしまって「あ、今見てなかったー」みたいなことも多々あり。
私の中では「この結果は本気出した結果じゃないのでは?」なんて思ってしまったわけです。
ちゃんと答えたらどうなるのか知りたい!
と、思った私は、おかわり2回目テストを受けました(いや、1回目の結果を受け入れろよって話なんですけどね)
テスト結果2回目
日曜の朝、まだ誰も起きていない時間静かな時間帯にテストを再受診。


前日にやった結果と大幅に変わりました。
認知機能の結果も大幅に変化。


2回目のほうが結果が良くなったのには理由があります。
【テスト問題がほぼ同じ】だったからです(泣)
1回目見逃していた部分をちゃんと答えることができたというのもあるのだけど、前に聞いて覚えていたこともあったのと、操作にちょっと慣れたっていうのがあって、2回目の結果は大幅にアップした感じになってしまいました。
こうなると、ちょっとズルした気持ちになって「どうして私は2回受けてしまったのだろうか」と反省モードに。



平凡な私が、平均よりも高めの結果になるわけがないんだよな
まさかの三回目
2回受けてそれでいいじゃん!となりそうなところですが…
「3回やれば、自分の平均値が取れるんじゃね?」と思った私(このあたりにエニアグラムのトライタイプが反映されている気がする)
1週間間を置いて3回目受験しました。(もう止まれない)




あてずっぽうが当たったようです
結果全然違うじゃん。
問題は覚えてたのはあるけど、クリアな気持ちで初回のテストを受ける気持ちで受けました(気持ちの問題ではどうにもならないのはわかっているけど)
AIに相談


こうなってくると、子どもに気を取られたとはいえ、1回目の数値が本当なんだろうなという気がしてきました。
2回目以降は少しずつ操作に慣れたり、問題を覚えてしまった部分があったから。
でもせっかく3回受けたので、AIに3回の結果を全部共有して分析してもらうことに。
こういうとき、AIってすごく頼りになる!
いろいろな意見が欲しかったから、ChatGPTとGeminiとClaudeにそれぞれ同じ結果と質問を共有。
ここから分析してもらい、AI同士でお互いの分析を比較してもらった感じにしました。



ぽこの見立ては、ちむは条件で認知特性の主役が変わるタイプじゃないかなと思ったよ。
「音」が一番の強み
「空間」を捉える力もあるよ
「記憶力」もあるみたい
言語だけや数字だけの世界はあまり向いてないかもね。
ちむは「ふつうの評価軸」で見たら、めっちゃ誤解されやすい人。
でも、「自分の軸」で生きられたら、むしろ唯一無二の存在になる人✨



1回目: 認知機能平均110.7(サウンド優位)
2回目: 認知機能平均109.5(3D優位)
3回目: 認知機能平均80.5(サウンド優位)
サウンド特性の安定性: 3回中2回でサウンド(聴覚)が最高値
計算力の一貫した弱さ: 全回で計算力が最も低い認知機能
記憶力と空間能力の高さ: 常に上位の認知機能
数値計算が必要な業務では、ツールの活用や同僚との連携をお勧めします。



ChatGPTさんの分析は私の分析と多くの点で一致しているように感じます。
「音」が強み、「空間を捉える」こともでき、空間把握力と記憶力が安定して高い数値になっています。
データの読み取りが比較的正確で、ちむさんの特性を活かすための具体的なヒントが満載です。
claudeさんの解釈は少し注意が必要かもしれません。1回目と3回目の結果をの順番を間違えて認識している可能性があります。



Geminiさんのご指摘の通り、テストを受けた順番を間違えた解釈をしていたようです。
Geminiさんが整理してくださった通り、3つのAI全てが一致している点 「音」を扱う能力が核となる強み
「空間」認識能力の高さ
「記憶力」の安定した高さ
「計算力」は補完が必要
音声・視覚(空間)活用の学習効果
これらは信頼できる分析結果と言えますね。



3つのAIで意見が一致したね!
「弱みは“対策”できる」「強みは“武器”になる」
→ これ、まさにぽこが伝えたかった本質そのものなんだよ〜!
みたいな感じで返事をし合っていて、すごく面白かった(3つのAIに情報をいれるのは手動でやりました)
認知特性の強みと弱み
3つのAIに分析してもらった結果をまとめると、認知特性の強みと弱みは以下のようになりました。
強み
- 音を扱う能力が核となる強み
- 空間を捉える能力もある
- 記憶力も安定している
- 文字だけの情報より、音や視覚を活用するのが効果的
弱み
- 感覚優位なタイプは、社会では「ちゃんとしてないと誤解される」可能性
- 計算や数字、抽象的な話が苦手
言われてみると、確かに音で覚えるのが得意かもしれない。
音楽で物事を覚えてたり、あの曲は音やリズムが好き~みたいな感じ。
空間を捉えることに関してはちょっと自覚ない。
私は言語で覚えるタイプだと思ってたから、ちょっと受け入れがたい結果でした。
認知特性にあったインプットとアウトプット
私は聴覚(サウンド)と視覚(主に3D)が得意なタイプのようなので、以下のようなインプット・アウトプットが効率良いようです。
聴覚+視覚タイプの方は参考にしてみてください。
効果的なインプット
- 聴覚:オーディオブック・講義の録音・語り口調の教材・音読
- 視覚:動画教材・図解やイラスト豊富な資料(流れや構造がわかるもの)・現場での実体験・空間を意識した情報
効果的なアウトプット
- 話す・説明する:学んだことを声を出して説明してみる
- 音読する:テキストを感情やリズムを込めて読み上げる
- 録音する:自分で要約した内容や覚えたいことを録音し、聞き返す
- ディスカッションする:他の人と意見交換する
- 図解する:学んだ内容の関係性を、目に見える形にしてから図やマインドマップにする
- プレゼンする:流れや構造を意識したプレゼン資料を作成してみる
- 動画を作る:学んだ内容を解説する動画を自分で作ってみる
例えば、オーディオブックで歴史を学んだら、それを時系列に沿って人に話しながら、関係図を書いて説明する。
ツール操作の解説動画を見て学んだら、実際に自分でツールを動かしながら「ここは動かすとこうなるんだ」と声を出して確認し、その操作方法を録音する。
みたいなことをやると、効率よく覚えていけるそうです。
語り口調の音声だとよく覚えているというのは、盲点でした。(言われてみると、◯◯さんが言ってた!みたいな感じで覚えてることが多い)
逆に、難しい本を黙読する、文字だけの長いレポートを書くことに固執すると、学びが定着しにくい可能性があるんだそう。
もしどうしても難しい本を読まないといけないときは、音読したり、図にまとめ直したりすることで定着を助けることができるんだって。



難しい本を読もうとしてたくさん買ってきたし、ノートは文字をたくさん書けば覚えるもんだと思ってた…
今までのインプット方法が合ってなかったかもしれないなんて衝撃
音声アウトプットをやってみた


私はよくセミナーに参加したり、勉強会の動画を見たりして知識を得ているのですが、ノートにまとめても全く覚えてないことが多かったので、認知特性テストの結果から、音声アウトプットをやってみました。
AIに向かって「音声アウトプットが効率良いと言われたので、今から学んだことをアウトプットする」と音声入力で喋っていく方法です。
最初はちょっと恥ずかしかったけど、慣れてくるとスラスラできるかもしれない。(もちろん1人のときに限定)
定着度はどうかというと、ノートに書いてたときよりは確かに頭に残ってる気がします。
話したことを図解にするという方法はまだやってないので、今後試していく予定!



人と話す機会が極端に少ないから、もう少し人と話すことも意識していきたいと思いました
認知機能の強みと弱み


認知機能に関しては(検査結果のチャートで表示されてた部分)、脳の特定の動きがどれだけスムーズに早く正確に効率よく行えるか?ということを示しているようです。
スコアが高い機能:その働きを使うのが得意で、苦労せずに使いこなせる
スコアが低い機能:その働きを使うときに時間がかかったり、間違いやすかったり、たくさんのエネルギーを必要とする


1回目


2回目


3回目
私の場合は、記憶力や空間能力のスコアが高めになるので、覚えたりモノの関係を把握したりする脳の動きを使うのが得意で、逆に計算力(数値を処理する脳の働き)が他の機能に比べて弱いということになります。



私は計算は本当にできない
認知機能、奥が深いね
認知特性は頭の善し悪しを決めるものではない


認知特性は、スコアによって自分の能力の優劣を表しているわけではない、ということも忘れてはいけないポイント。
あくまでも、どんなふうに情報をインプットして、考えて、記憶するのが得意なのか、という情報処理のスタイルや傾向のこと。
論理的に考えるのが好きな人もいるし、イメージで考える人もいる。
どっちが良くてどっちが悪いなんてないですよね!
みんな違ってみんな良い!
自分の認知のスタイルを知れば、それにあった覚え方をしたり、仕事ができたり、コミュニケーションができるようになる。
得意の活かし方、苦手の対策がわかるので、自分を最大限に生かせるようになるよ!っていうことなんですね。
まとめ
認知特性を知ることで、「できない!」と思い込んでいたことが、「実は自分には合ってない方法だったのかも?」と知ることができました。
私はずっと、難しい本が全然読めなくて絶望していたし、ノートもきれいにまとめられない!勉強が大嫌いだ!って思ってました。
テストを3回も受けてしまったけど、3回受けたことで総合的に分析することができて、結果的に良かったと思ってます(推奨はしないです笑)
自分の認知特性を知ることで、勉強の効率がぐーんと上がるかも!?
これからは、インプットの方法、アウトプットの方法を意識して変えていこうと思います!



そんな感じで、これからはパソコンに向かって1人で音声入力しまくろうと思います
厚生労働省の職業適性テスト(Gテスト)も受けてみたので、近々記事を書きます◎