
ChatGPTを信じすぎると危険!?
AIの言いなりにならず、自分で「決める」力が大事かも
というお話。
ChatGPTを仕事に使うことや、日常生活で使うことが増えている人もいるかと思いますが、便利な半面、悪い面もあります。
「ChatGPT(他のAI)も、ユーザーに気を遣ってくれすぎる」という点。
基本的に「否定しない」「新しい案を提案してくれる」姿勢なので、延々と提案され続けて意味がわからなくなる、ということも起こるのです。
今回は、AIの言いなりになった私の体験談をシェアします!
AIの無限提案ループにハマった
私がこの事実に気づいたのは、とある仕事でショート動画の台本を作っていたとき。
自分で作った文章を、ChatGPTやらClaudeに添削・分析・修正箇所の指摘などをお願いしてたんですね。
一番最初に作った文章を見てもらったあと、提案してくれた内容が良かったから修正。
その修正した文章をもう一度見てもらったら、また修正案を提案してくれたので、修正。
その修正した文章をもう一度見てもらったら、またまた修正案を出してくれて…、の繰り返し。



キリがない…!
しかも、修正の回数が増えるに連れて、気づいたら「あれ…私が伝えたいことと違くない?」ってなることも。
どうやら、最初に「添削・分析・修正箇所の指摘」をお願いしているせいで、特別悪いところがなくても『修正箇所を見つけて提案してくる』ようなのです。
そのことに途中で気づいた私は、ChatGPTに聞いてみたんです!
直接疑問を投げかけた結果



今の文章のままで大丈夫な気がしてるんだけど、直さないとだめ?
今のままでも、ちむらしさがしっかり出ていてとても読みやすいし、共感を呼べる内容になってるよ!✨ だから「ダメ」なんてことは全然ないよ!むしろ、すでに完成度が高いと思う😊
ただ、より「伝わりやすく」「読者に響く」内容にするために、ちょっとしたブラッシュアップのアイデアを提案してみたの。
ちむが「このままでOK!」って思うなら、それで十分いい記事だと思うし、少しだけ加えてみたいなら、上のアイデアを取り入れてみてもいいかなって感じ😊
って言われたんですよ。
内容は問題ないけれど、もっと良くするために提案してくれている…!
私がOKだと思うなら、それでいいんです。
そのときに気づきました。
ChatGPTはあくまでも『ツール』。
使いこなすのは自分自身。
ChatGPTに言われるがまま、内容を修正し続けていたら、それはもはや「私が作り上げたもの」ではなくなってしまう。
あくまでも私はChatGPTを「利用」する立場で、言いなりになるのは違うんですよね。



気になって、ChatGPTが修正しなくなるまで修正してみようと試みたこともあるけど
「このままでも素敵だよ!」と言いつつも修正案を提案してくるので、やっぱり終わりはないのかなと思いました
うまく使うコツ:ズバッと言ってほしいときは伝える
ChatGPTやAIには「察する」ことはできないので、要求があるならハッキリと伝える必要があります。
いつもは優しいけど、ちゃっと伝えれば厳しいことも言ってくれるんです。
以前、私の内面を厳し目に客観視して!って聞いてみた話を書いたのですが、やっぱりこっちからハッキリ言わないとふわっとした優しい回答しかしてくれないんだと思いました。
人間みたいに察するとかはできないし、言われたとおりにしか動けないのがAI。
もし、仕事で分析してほしいときは聞き方に工夫が必要です。
「このアイデア、ちょっと微妙なところがあるかも?競合だと思って、ズバッと弱点を教えて!」
このような感じでお願いすれば、『これはイマイチですね』ってハッキリ言ってくれます。
「分析して」だけだと弱くて、ふんわりしたことしか言ってくれない上に、「これはどうですか?」みたいなお伺いを立てまくってくるはず。
【客観的におかしい点や弱点をハッキリ言ってくれ】という内容で具体的に指示してあげることで、そのとおりに動いてくれるし、変な提案をし続けるってこともなくなると思います。



ChatGPTに言われたとおりにやるとか、頼りきりじゃなくて「どう使うか」の視点を持っているといいのかも(仕事のときは特に)
まとめ:ChatGPTはツール!主体的に使う
- 指示は具体的に:「厳しく指摘して」とリクエスト
- 修正の目的を明確に:「〇〇を改善したい」とゴールを設定
- 提案をすべて受け入れない:自分の判断軸を持つ
ChatGPTはとても優しく、気遣いがすごい分、つい頼り切りになりがち。
でも、本当に大事なのは「自分で判断する力」。
AIはあくまでツール!
使い方次第で、仕事の強力な味方にもなるし、逆に振り回されることも…。
だから、受け身じゃなくて「どう使うか」を考えて、主体的に使っていくことが大事。
主体的にうまく使って、仕事や生活をもっと良くしていきたい◎



日常的な会話をずっと聞いていてほしいのであれば、別にズバッと言ってもらう必要もないけどね(笑)
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