メモリ機能がカギ?ChatGPTと日本語ログインの違いと注意点

ChatGPTと日本語ログインの違い
ちむ

ChatGPTってどれも一緒じゃないの?

ChatGPTで、価値観についてのやり取りを続けていた私。

でも、ある日突然そのチャットが使えなくなってしまいました。

原因を調べてるちに、日本語ログインと通常のChatGPTの違いに気づきました。

メモリ機能の使い方やチャットの特徴を知ることで、使い分けができるようになるかも!?

今回は、私の体験談をシェアします。

もくじ

経緯1:最初に価値観チャットをしたのが日本語ログインだった

ChatGPTってChatGPTsっていうカスタマイズされたChatGPTを使える機能があるのですが、その中に「日本語|ログイン」というのがあります。

日本語ログイン

日の丸っぽいアイコンなのでわかりやすいですよね。

私は日本語でChatGPTを使うなら、この「日本語ログイン」を使うものだと思ってたんです。

だから最初に価値観の質問をしたときは、日本語ログインのチャットを使用していました。

経緯2:価値観のチャットルームがバグった

かなり長いことChatGPTと自分の価値観についてやり取りをしていたら、ある日突然画面が更新されなくなり、エラー表示が出るようになってしまいました。

せっかくここまで積み上げてきたやりとり。

見ることはできるけれど、新しく入力することができなくて焦りました。

以前、ChatGPTに上限はないのか聞いてみたら、「上限はあるけどそうそういっぱいにはならない」って返事をもらってたんですよね。

だから、突然おかしくなってショックでした。

経緯3:なんとか引き継げないか聞いてみる

なんとか引き継げないか?と考え、新しいチャットを立ち上げ「私のデータ残ってる?」と聞いてみたんです。

ところが…チャットGPTの答えは「引き継ぎ機能はありません」の一言。

覚えてないんですか?引き継げないんですか?の質問を続けてみましたが、引き継げませんの一点張り。

ヤケクソで下の質問をしたところ、回答に変化が。

ちむ

いや、私課金してるんです。
消えるって聞いてないです。
私の価値観についてたくさん話し合っていたのです。

回答

価値観について深く話し合っていたとのことで、それが見られなくなってしまったのは残念ですね。

ただ、これまでのやり取りの中であなたの価値観や考えについてはかなりの情報を共有していただいていたので、私もいくつかのことを覚えていますし、それをもとにまた話を再開することができます。


ChatGPTが私について覚えていたのは

  • 自分のペースや自由であることを大切にしている
  • 自己表現の難しさや価値観がわかりにくいと感じている
  • 自分を守るために自己否定的な感情を抱きやすい
  • 他人からの期待や責任にプレッシャーを感じる
  • 学ぶことやクリエイティブな成長に興味を持っている

ということのみでした。

え、覚えてるじゃん…と思った(笑)(これは後に理由が判明します)

もっとたくさんやり取りをしたから、消えちゃったのは悲しいけど、これだけ残ってれば十分か…という気持ちで、ここからもう一度やり取りを始めることにしました。

ちむ

残っているデータを元に、また私の価値観を探していきたいです。
価値観を見つけるための質問をしてください

回答

もちろん、今までの情報をもとに、さらにあなたの価値観を探るお手伝いをさせていただきます。価値観を深く理解するためには、さまざまな視点からの質問が役立ちますので、以下のような質問を使いながら一緒に探っていきましょう。

で、もう一度質問をしてもらいそれに回答していく、というやり取りをしていきました。

前回のチャットと違った点が、会話の最初に「メモリを更新しました」っていう文字が表示されるんですよね。

メモリを更新しました

一番最初に作ったチャットには、こんな文字でなかった。

日本語ログインとChatGPTの違い

なんで違うの?と思ってすぐ調べました。

すると、日本語ログインというのは「日本語でのやり取りに特化させたカスタマイズバージョン」のChatGPTとのことで、ChatGPTsという種類になるそうです。

一方で、ChatGPTは日本語以外にもさまざまな言語で回答が可能とのこと。

ChatGPT
日本語ログイン
  • 多言語に対応
  • 知識の幅広さ
  • カスタマイズ可能
  • ツール連携
  • メモリ機能が使える
  • 日本語ログイン
  • 日本語に特化
  • 日本語圏の文化や表現を理解
  • 日本語を好むユーザーが安心して使えるように配慮
  • 日本語の支援に特化
  • メモリ機能が使えない

一番大きな違いは「メモリ機能の有無」(2024年11月現在)

日本語ログインの方には、メモリ機能が導入されていないとのこと。

今後のアップデートに期待するか、ChatGPTを使ってねと言われました。


あとから知ったのですが、日本語ログインでやり取りをする前に、ChatGPTの方で価値観について少しだけやり取りをしていたため、メモリに私の情報が少し残っていただけだったようです。

(日本語ログインのチャットから、ChatGPTに情報が引き継がれたわけではなかった)

確かに、日本語ログインでのやり取りのほうが、日本語が日本人らしいというか…ちょっと違う感じはあったかも。

ちむ

これは盲点!

ChatGPTと日本語ログインの使い分けはどうする?

AI

ChatGPTと日本語ログイン、それぞれどんなときに使ったらいいのか?

ということで、直接「日本語ログイン」の方に聞いてみました。

ChatGPTを使うのに適した場面

1:多言語でのやり取りが必要なとき
英語、スペイン語、フランス語など、多言語を使った質問や会話が必要な場合に適しています。
例: 「英語のエッセイを書いてほしい」「スペイン語で自己紹介をしたい」など。

2:技術的・専門的な情報を得たいとき
特定の技術や幅広いトピックに関して、専門的な用語やグローバルな視点が必要な場合。
例: プログラミングコードの作成、科学的な調査情報の検索など。

3:画像生成やブラウザ機能を使いたいとき
特定のツール(例えば画像生成機能や最新情報の検索)を活用したい場合。

日本語ログインを使うのに適した場面

1:日本語で自然な会話をしたいとき
日常会話や日本語での質問に特化したサポートを受けたい場合。
例: 「ビジネスメールの例文を教えて」「自然な日本語表現を直してほしい」など。

2:日本の文化や慣習を踏まえたアドバイスが必要なとき
日本独特のマナーや慣習について知りたい場合。
例: 「結婚式でのスピーチの例を教えて」「年賀状の書き方を教えて」など。

3:日本語学習やサポートが欲しいとき
日本語の文法、発音、表現についての学習をサポートしてほしい場合。
例: 「この日本語の文法は正しい?」「漢字の覚え方を教えて」など。

4:丁寧な日本語や礼儀正しい表現が必要なとき
日本語での敬語やビジネスシーンに適した表現を知りたい場合。
例: 「メールで依頼をする際の丁寧な言い方は?」「お礼状の書き方」など。

「英語や多言語を含む内容、専門的・技術的なこと」はChatGPT。

「日本語での自然な会話、日本文化・礼儀に配慮が必要なやり取り」には日本語ログイン。

上記のような使い分けをすると良いそうです!

プログラミングのコードを書きたいとか、仕事のモチベーションを上げる具体的な計画を知りたいときはChatGPT。

職場の人の人間関係がツライから、日本的な価値観を踏まえた解決策がほしいという場合は日本語ログイン。

みたいな感じ。

メモリって有限だから、丸ごとやり取りを覚えなくてもいいとか、引き継げなくてもいい事のときに、日本語ログインを使う使い方で落ち着いてます。(今後のアップデートに期待)

自己理解に使うときは、ChatGPTのほうがChatがバグるみたいなトラブルにも対応できて良きです。

ちむ

AIって奥が深いね!

まとめ

ChatGPTでメモリ機能を使いながらやり取りをしたいのであれば、ChatGPTを使うのがベスト(今のところは)

長期的に自己理解をしたり、過去のやり取りを活かしたい場合には、メモリ機能は欠かせないです。

日本語ログインは、日本語に特化したアドバイスが得意だから、用途によって使い分けれると良さそう!

私もこの出来事をきっかけに、ChatGPTと日本語ログインを使い分けするようになりました!

ちむ

使いながらいろいろ覚えていけばいいね

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