新キャラのシンパイ!私そのものだ…!
やっと、ディズニー映画のインサイド・ヘッド2を観ることができました!(ディズニー+の配信を待ってた!)
インサイド・ヘッドも大好きな作品だったのですが、インサイド・ヘッド2も心にしみる作品でした。
子どもの純粋な感情だけでなく、大人の感情が出てくることで、より自分とリンクする部分が多かったと思います。
特に私は「シンパイ」に共感というか、感じるものが多かったです。
今回はインサイド・ヘッド2を見て感じたことを、ネタバレなしで書いてみたいと思います。
私の中の「シンパイ」があまりにも働きすぎている
インサイド・ヘッド2から新しく登場した感情「シンパイ」。
ディズニー公式サイトでは、こう紹介されています。
最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまう。
引用:https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2/character/anxiety
この紹介文どおり、シンパイは常に「悪いことが起きるかもしれない」って心配を続けているんですよね。
紹介文を見ただけでも「私だ…!」って思いました(笑)
実際、映画の中でのシンパイの動きも、私のメインの思考とほぼ一緒で。
- これをしたら、あんな問題が起きるかも…
- 頑張っても、きっと失敗するんじゃないか
- まだ準備が足りない。もっとやらなきゃ
こんな感じで、不安やら恐怖に支配されているんですよね。
自分がやったことが本当に合っているかわからないから、「だめかもしれない、もっとやらなきゃ」に繋がっていく。
もしくは、頑張ってもダメなんだ…というところに行き着いて、絶望してしまう。
シンパイという感情がなければ、怪我をするかもしれないし、未来に備えられない。
だけど、一つの感情が過度に働きすぎるのは良くないだなってことを感じました。
あぁ、私の脳みその中ではシンパイが高速稼働してるんだなぁ~って思った
「不安」と「シンパイ」の微妙な違い
映画を見て気づいたのは、「シンパイ」という感情は未来に強く結びついているということ。
漠然とした不安とは少し違って、具体的な状況や出来事に対する心配として現れていると思います。
インサイド・ヘッドには「ビビリ」という感情が出てきますが、「ビビリ」と「シンパイ」は何が違うのかわかりにくいですよね。
そこで、ChatGPTに「ビビリ」と「シンパイ」の違いの具体例を出してもらいました。
夜道で急に犬が吠えてきてビビる
子どもが全力疾走して転びそうになってビビる
夜道を歩いてもいないのに、変な人が出てきたらどうしようと心配する
運動会が始まる前に、転んで怪我したらどうしよう…と心配する
ビビリは、目の前の脅威や危険に対する即時的な反応。(短期的)
シンパイは、まだ起きてない未来を想像して起きる。(長期的)
ビビリとシンパイは似てると思ったけど、全然違うんですね。
私は違いを知るまでは、ごちゃまぜになってたかも
「シンパイ」も大切な感情の一つ
心配するとしんどくなるから、心配なんてどっか行っちゃえばいいのに。
そう思ったことも何度もありました。
でも、心配することができるから、リスクを予想して計画を立てたり準備をすることができる。
その結果、自分が救われることもある。
人のことを心配できるから、相手を気遣う気持ちが強くなったりして、人間関係がうまくいったりもする。
ただ、「心配は悪いことだ!」と決めつけるのじゃなくて、「心配があってもいい、心配しすぎなければいい」という感じの心持ちが必要なのかなって思いました。
「シンパイ」が強すぎると「今」を見失う
映画の中で「シンパイ」を見ていると、心配をたくさんすることで、頭の中が「過去」や「未来」に飛んでいっちゃうので『今』を生きられなくなるんだと思いました。
不確実な未来のために『今』が見えなくなっちゃう。
映画の中でも、そんな感じな描写がありました。
今を蔑ろにしすぎてしまうっていうのは、日常でいうと例えば…
- 子どもと遊んでいても、仕事の締め切りが気になって集中できない
- きれいな景色を見ていても、写真を撮ることに必死になってしまう
- 楽しい食事の最中も、カロリーが気になって素直に味わえない
こんな感じのことだと思います。
私は最近、子どもが「一緒に遊ぼう!」と言ってくれたときに、仕事が残ってる、急いでやらなきゃって思って「後でね」と返事。
結局、子どもが「お母さんいつも遊んでくれない!」って拗ねてしまったことがありました。(反省)
「今」という時間は、未来に続いているけれど、今しかないものなんですよね。
「あの頃に戻ってやりなおしたい」って思ったとしても、やり直すことはできません。
私は、頭の中で心配が働きすぎているせいで、たくさんの『今』を無駄にしてきたんだなって思いました。
まとめ:シンパイしすぎず今を大切に生きるために
これから私が心がけたいこと。
- 子どもが「遊ぼう」と言ってきたら、できるだけその場で応える
- 必要以上の心配は横に置いておく
- どんな感情もなくてはならないものと思う
ちょっとずつでも、今を意識していきたいなと思いました。(これは認知行動療法やマインドフルネスで特訓中(※別の記事で書きます))
「シンパイ」という感情は人間には必要なもの。
でも、それに支配されすぎると大切な「今」を見失ってしまう可能性が高い。
映画ではいろいろなことを伝えようとしていたと思いますが、「未来を心配しすぎて、今を見失っちゃだめだよ」っていうメッセージも込められてるんじゃないかなって感じました。
インサイド・ヘッド2は、子どもたちだけでなく、大人も楽しめる作品です。
誰もが感じている「シンパイ」の感情をアニメーションで親しみやすく表現されていて、気づきがたくさんありました!
インサイド・ヘッド3があれば絶対観る!