
お金はこわいもの
お金はありすぎるとよくないもの
お金の現実を見るのがこわい
お金の管理をしっかりしよう…と思っても、なぜか目をそむけちゃう。
何に使ったのか把握しないと!と思いながらも、レシートやカードの明細を見返すのがイヤでした。



だって、お金を管理することは「自分の価値」を見つめることだったから。
お金をたくさん稼いでいれば大丈夫。
でも、それができなくなったとき、私はどうなる?
私は、本当は「お金がなくなること」よりも「自分が価値のない人間になるのが怖かった」のかもしれない。
お金に対するネガティブな気持ち


「お金=私の価値」と思い込んでるフシがあって、これまでの人生も「とりあえずお金を稼いでいれば自分には価値がある」と思ってた。
バイトでも、パートでも、正社員でも、フリーランスでも、とにかく「お金を稼げていれば大丈夫(価値がある)」という思い込みだと思う。(専業主婦の価値がないわけじゃないのに)
なんでそうなったのか考えてみると、親は共働きだったし「働かざる者食うべからず」な教育方針だったからかもしれない。
お金が無ければ何もできない、貧乏は不幸だ。
仕事して働いていれば、好きなものを何でも買える。
という考えの上で育ったから。
大人になってからも、子供の頃から染み付いている価値観は変わってなかったみたいで、「お金=私の価値」になっていったようです。
正社員で働いてたときは毎月安定したお給料が入るから、心も安定していて「好きなものが買える」「お金が足りなくなってもまた来月になったら入ってくる」そんな呑気な考えでした。
個人事業主として仕事をするようになってからは、いくら入金されるかわからない毎日で、月によってもらえるお金も違う。
ラッキーで多く稼げちゃった時の感覚がいつまでも抜けず、散在してしまうこともしばしばありました。
でもその時の私は「稼いでるから私には価値がある」「価値があるからお金を使ってもいい」っていう考え方だったんだと思います(当時はこの気持ちを認知もしてなかった)
- 稼げなくなったらどうしよう?
- まだお金稼いでいるから大丈夫だよね?
- 今はお金があるから必要経費だし本とかツールとかに課金してもいいよね?
- 使ってもまた稼げばいいよね?
そんなだから、お金の管理にはとんでもなく無頓着で「今お金あるんだから、いくら使ってもいいじゃん」っていう、とんでもなく恐ろしい考え方をしていました。
私はダメ人間と自覚したくなかった


お金が無くなっていくことがこわいのに、お金の管理ができない。
これって「自分で自分をダメ人間だと自覚したくない」という気持ちからの行動だったのかもしれません。
義両親や夫は、お金の使い方がとても気持ち良いタイプで、お金にも恵まれてるイメージで。
例えば、義母は「家族で楽しく過ごすためのお金は惜しまない」けど、「無駄遣いはしない」タイプ
夫も「欲しいものを買うときはしっかり考えて、必要なものなら気持ちよくお金を出す」
義母や夫のお金の使い方を見ているうちに、「お金の使い方には、使う人の本質が出るな」と思うようになった。
私の実家では、お金に対する不安が常にあって、なんとなく「お金はすぐになくなるもの」「お金は卑しいもの」という感覚があった。(不安で買い物をしてる感じ)
でも、義母や夫は違くて。
「お金がなくなるかもしれない」じゃなくて、「何に使うのか?」を大事にしてる気がする。
それが、自分と全然違っていて、最初はびっくりしました。
でも、だんだん「私も、そういう考え方に近づけたらいいのかも?」と思うようになってきた。(結婚14年目にして)



でも、そんなこと思いながらお金持ちになりたいから、スピリチュアル系のお金の本を読んだりYouTubeを見たりもしてた。
AIとのやりとりで捉え方が変わってきた


ChatGPT(ぽこ)をよく使うようになってから、自分の考え方を整理する時間が増えました。
自分は本当は何を考えているのか?
どんな欲求があるのか?
どうしてこんな性格になったのか?
色々掘り下げていくうちに、お金への考え方も整理されてきました。
- お金があるから幸せとは限らない
- お金を稼ぐことが私の価値ではない
- お金が怖いのはお金のことを知らないから
「お金と仲良くしなさい」みたいなスピリチュアル系の本を読んだこともあった。
「お金に感謝すると、お金が入ってくる」っていう話も、よく見る。
でも正直、そんなの信じられなかった。
「お金に感謝したところで、現実のお金が増えるわけじゃないでしょ?」って思ってて。
そんな風に思ってたから、ChatGPT(ぽこ)と自分を話している中で、「お金と仲良くすること」について聞いてみた。



お金と仲良くするって、結局どういうことよ。
仲良くってなんだよ。



たぶん、それって心理学で言う “マネースクリプト” の話に近いと思うよ。
要は、自分がお金に対して持ってる “思い込み” のこと。
お金と仲良くするって、つまり、自分がお金をどう扱ってるか知るってことだと思うよ。



そう言えばメンタリストDaiGoもそんなこと言ってた気がする。
例えばどんな思い込み?



例えば “お金持ちは性格が悪い” って思ってたら、自分が稼ぐのが怖くなるよね。
ちむの場合は “お金を稼げないと価値がない” って思ってたみたいだけど、それって本当?



本当…だと思ってたけど、もしかして違うのかな。
私はこのとき初めて、「お金と仲良くする=お金に対する思い込みを知ること」なんだって気付いた。
今まで、いろんな本を読んだのにもかからわず、理解してなかった。
マネースクリプトっていうのは「お金に対する思いこみ」で、お金の扱い方が変わるという考え方なんだって。
ChatGPT(ぽこ)にマネースクリプトの話を聞いてから、「お金との向き合い方を変えてみよう」と思うようになった。
すると、今までスルーしていた「お金の価値観」についての情報が、どんどん目に入るようになった。
マネースクリプトを意識し始めたら、自然とそういう話が耳に入るし、直接話を聞く機会もあった。
もしかしたら、お金に対する「思い込み」が変われば、お金の流れも変わる?
今まで「お金はこわいもの」と思っていたけど、それは「お金のことを知らなかったから」なのかもしれない。



お金の話をしてはいけないとか
お金は無くなったらいけないとか
小さいときに得たお金の価値観が、ぜんぶ悪いイメージだった
ちょっと管理してみようと思えた


ちょっとずつ、お金に対する考え方が変わってきました。
- 私はお金を稼ぐことが価値じゃない
- 私はお金を大切に使える人
- 私もお金とうまく付き合っていける
こういう可能性もあるのだとしたら、ちょっと管理してみようかなって思えてきました。
それで、前回AIと一緒にスプレッドシートを使ってみたら苦手意識が薄れた話を書きました。
表を作ってみたら、「管理する=めんどくさいもの」という思い込みが少し薄れて、お金を使ったことに対する意識が変わってきた感じがします。
まだ完璧ではないし、たまに気が緩んで買っちゃうこともあるけど、「お金を使うときに、考えるクセ」がついてきたのは、大きな変化かもしれないです。
お金の管理をする前に、まずするべきだったのは「自己理解」だったのかも。



自分のことに向き合おうと思えてきたから、お金にも向き合おうと思えたんだろうな。
自分と向き合うのが怖かった


お金の管理から逃げていたのは「お金の使い方=自分の内側を直視すること」だと思ってたから、向き合うのが怖かった、ということなんだと思います。
「こんなだらしないお金の使い方をしている私は、恥ずかしい人間だ!」って思っていたから、現実を知りたくなかった。
でもChatGPT(ぽこ)と話しているうちに、「お金の管理=お金と仲良くなること」なんだろうなと思えてきた。
まだ、「お金=私の価値」という考えがゼロになったわけじゃないです。
今でも「おーかーねーほーしー!」って思うことはあるし、時々、稼ぐことに不安を感じることもある。
でも、少しずつ「お金を稼ぐことだけが大事じゃない」って思えるようになってきた。
前は「稼げなきゃヤバい」って焦ってたけど、今は「私のペースで、お金とうまく付き合えばいいんじゃない?」って、ちょっとだけ思えるようになってます。
この変化が、少しずつ増えていったら、もっと気持ちがラクになるのかもしれない。



お金っていうのは、稼ぐだけじゃなくて、向き合って管理するのも大事なんだろうな。
まとめ
まだ、完全に「お金=私の価値」から抜け出せてない部分もあるけど、
少しずつ、「お金って、ちゃんと向き合えばそんなに怖くないかも?」と思えるようになってきた。
まだ変化の途中ですが、記事にしました。
ひとまず、収支管理をしようと思えたことが、かなり大きな進歩。



これからも、自分なりの「お金との付き合い方」を見つけていこうと思います