
やばい…
今日も何もしてない…
そんな風に思って、罪悪感がじわじわ沸いてくること…ありますか?
私はよくありました。
特に、過去にめちゃくちゃ忙しく働いていたときの癖が抜けなくて
何かしていないと「時間を無駄にしている…」と感じてしまうんです。
でも、最近ふと気づいたのが…
実は何かしらやってるんじゃない?ってこと。
意外といろいろやってる日常


「今日は何もしてないな…」って思った日。
実際に振り返ってみると、意外といろいろやってました。
- 朝起きる←これだけでも立派
- 歯磨きをする
- ご飯つくる
- ご飯食べる
- 洗濯する
- 宅配便を受け取る
- ポストに郵便物を取りに行く
- お茶を飲む
- スマホを眺める
- YouTubeを流す
- AIと会話する
「何もしてないと思ってたのに、意外とやってる!」って、思い返してみて気が付きました。



じゃあ、なんで「何もしてない」って思ってしまうんだろう?
考えてみると、 「何もしない私は価値がない」 と思い込んでいたのかも。
「何もしない=ダメ」っていう思い込み


「何もしてない…」って思うたびに、罪悪感。
この罪悪感の正体は、たぶん 「何もしていない私は価値がない」 っていう思い込みなんだと思います。
ちょっと前までの私は、ひたすら働いてました。(動画の台本作成の仕事)
1日8時間、ひたすら文章を書いて、寝て起きてまた書く。
「文章を書く → 食べる → 書く→ 寝る」のループ。
なんのために、毎日暮らしてるんだ?って途中で思うくらい、スキマ時間を作らないようにしてて。
この時の私は、「何かしていること=自分の価値」だと思ってました。
何かすることっていうよりは、「何かを生み出してないと、存在してる意味がない」だと思っていた、に近いかも。
やればやるほどお金が稼げるし、お金を稼いでいる私は価値がある!っていう実感もありました。
でも、そんな働き方をしていると 「何もしていない時間=ダメな時間」 だと感じるようになっちゃったんですよね。
仕事してない →なんの役にも立ててないかも…
有益なことしてない →ただの怠け者なのかも…
「なにかしていない自分は、ダメだ」
そう思ってしまうのって、「生産性=価値」 という考え方が染みついているからかもしれないなぁと。
でも、本当に何もしない日はない


「何もしてない私には価値がない」って思ってたけど、
よく考えたら、 本気で「何もしてない」日はないんじゃないか? と思ったんです。
例えば、こんなことも「なにかしてる」になるんじゃないかな。
- ベッドから起きた
- トイレに行った
- お茶を飲んだ
- ぼーっとした
こうして振り返ると、「何もしてない」と思ってる日でも、実際には何かしてる。
「何もしてない」んじゃなくて、「大きなことをしていない」だけ
多分、「何もしてない」って感じるのって
目に見える成果がないときだったり、
生産的なことをしていないときだったりする。



でも、何かを生み出してないとダメなんてルールはない…よね?
だから、「何もしてない=悪いこと」じゃなくて、
「何もしてない=休んでる」「リセットしてる」と捉えてもいいのかも。
何もしないことに罪悪感を持つ必要はないのでは?


「何もしない時間」は、実はめちゃくちゃ大事みたいで。
例えば、何かをずっと考え続けてると、頭が疲れてくるし
新しいアイデアが浮かばないときは、むしろ 「ぼーっとする時間」 が必要だったりする。
『アイデアのつくり方』っていう本 でも、
「情報をインプットしたら、一旦そのことを忘れる時間が必要」って書かれてたんです。
実際に、シャワー浴びてる時とか、寝る前とか、だらーんっとしてるときに、ふとアイデアが浮かんだっていう話を聞いたことがあるし、私も経験あります。
それって、 何もしない時間があるからこそ、頭の中が整理されるからなのでは!?



「何もしない時間」は無駄じゃなくて、必要な時間だった
今すぐやらなきゃいけないことって、どれくらいある?


「やらなきゃいけないことがある」と思ってしまうのも、「何かしていないとダメ」という思い込みの一つだったのかも。
でも、本当に今すぐやるべきことって、意外と少ないんじゃないかな。
昔は、洗い物ができないまま寝てしまっただけで、罪悪感がありました。
洗濯機に入った洗濯物を干すのを忘れて、そのまま放置してしまったときも「ほんと何してるんだろ…」って思ったり。
だけど、よく考えると「今必ずしもやらなければならないこと」ってそんなに多くない気がします。
洗い物だって、別に次の日に洗えばいいし、私がやらなくちゃいけないわけでもない。
洗濯物を干すのを忘れても、また次の日洗って干せばいいだけ!
今やらなきゃ!って焦らなくても、大丈夫なことって、意外と多いんだと思います。



勝手に自分で「やらねばならぬ」と決めているだけなのかなぁって
「何もしない」は大切な時間


何かしていないとダメだと思いがちだけど、
実は 「何もしないをする」 ってかなり大事なことなんだと思います。
- 明日頑張るために、今日は「何もしない」をする
- 頭をクリアにするために、ぼーっとする
- 情報を整理するために、あえて何も考えない
こうやって考えると、むしろ「何もしない時間」を意識的に取ったほうが、あとでいい結果に繋がりそう。



瞑想(マインドフルネス)がいいよーって言われるのも、ちょっとわかった気がしました
「何もしない=ダメ」は、思い込みだった
ここまで考えてみて、私が気づいたこと。
それは、 「何もしないことを悪いことだと思い込んでいただけ」 ってこと。
思い込みが強いと、何もしないことに罪悪感を持ってしまう。
でも、実際は 何かしていないとダメなんてことはない。
むしろ、「何もしない日」を楽しめるくらいのほうが、人生は豊かになるのかもしれない。



なんでもない日を楽しめる人になりたい
まとめ
- 何もしてないと思ってても、実は意外と動いてる
- 何かしていないと価値がないという思い込みがある
- 本当に何もしない日はない
- 何もしないをあえてすることで、頭と心に余裕が生まれる
- 罪悪感を持つ必要はなく、むしろ贅沢な時間
「何もしない」は、ムダな時間ではなくて
むしろ 「自分を整えるための、大切な時間」。



何もしない日を、もっと大事にしてもいいのかもしれないね。